Haptics
まとめ 静止摩擦感を提示するためには,従来は専用ハードウェアを追加しなければならなかった 本研究は視触覚間相互作用により,素材表面の静止摩擦を生起・変化させることを提案. 心理物理実験により生起確率とその強度を検証. IEEE World Haptics Confer…
今後ますます需要が伸びそうな触覚関係の知見を勉強するにあたって, 個々の論文を読むよりもその道の専門家の書いたまとめを読んだ方が近道である. 自分も最近調べ方が変わったのか,サーベイ論文を読む機会が増えてきた. そのたびにどこにあったか調べ直…
まとめ 振動による質感設計時に,振動子等のハードウェアによる制約を受けてしまう そこで視触覚間相互作用により,振動による質感表現を変化させるコンセプトを提案 本研究では質感次元の中でもファインな粗さを対象として実装とユーザテストを実施 IEEE VR…
S.ChoiとK.J.Kuchenbeckerによるvibrotactile displayの入門書を読んだ. 12ページと分量も多くないし,簡潔に書かれていてとても良みやすいと思う. 振動触覚を仕事で扱う人や学生さん(私)にぜひオススメ. 振動触覚のアプリでの活用時のデザインのTipsが…
まとめ 振動デバイスは普及しつつあるが,振動を活用して質感を表現するアプリの開発は盛んではない その要因を振動の収集・選定の工数の大きさと仮定 振動生成モデルを核としたデザインツールキットを試作。これにより質感デザインの生産性向上をねらう ACM…
Culbertson et al.のShould haptic texture vibrations respond to user force and speed?を読んだメモ toolとsurfaceのインタラクションにおいて,その界面で発生する振動の振幅と周波数はユーザ入力の法線力と速度に応じて変化することが知られている(Lede…
Musical HapticsというオープンアクセスのSpringerの本がある. この本の13章「Implementation and Characterization of Vibrotactile Interfaces」を読む機会があってそこに振動アクチュエータの簡単なまとめがあった. これを読んだことをきっかけに,既存…
趣味でやっている研究活動の一環で、 触覚に関する国際会議の1つのEuroHaptics2018 (2018/7/13-7/16) にて ポスター発表しました。 内容は、 触覚提示向けにさまざまな素材に適合するような振動を自動生成するための、 モデル構築方法 そのモデルで生成した…
CHI2018に出ていた視触覚錯覚に関連する論文を読んだメモ&所感. 視覚情報をいじって重さのメタファを変化させる Breaking the Tracking: Enabling Weight Perception using Perceivable Tracking Offsets (ACMライブラリリンク) (引用) 上に引用した画像は…
触覚提示のための振動を用意するには、 (1)手作業で作る方法と(2)音響から変換して作る方法(と他にも色々あるが割愛)がある. (1)手作業で作る方法は,immersionとかが出してるエディタで行う(のかな). 一方,(2)音響から変換する方法にも色々な方式がある…
趣味でやっている研究活動の一環で 触覚に関する国際会議の1つの IEEE Haptics Symposium 2018 に行ってきた. 会社でまるまる有給をとり,共著の方の援助を受けサンフランシスコへ. 普段は深層学習まわりしか記事にしてきていなかったが、 今回は触覚にま…
テクスチャ画像のみのデータセットと違い、 触覚情報を含むテクスチャデータセットはあまり公開されていない。 というわけで加速度データなどの触覚情報を含む貴重なデータセットをメモ。 今後も追加予定。 LMT Haptic Texture Database http://www.lmt.ei.t…
本エントリは ヒューマンコンピュータインタラクション論文紹介 Advent Calendar 2016の18日目です。 2015年のWorld Haptic Conference(WHC)で発表された, 「Shape and Friction Recognition of 3D Virtual Objects by Using 2-DOF Indirect Haptic Interfa…
触覚や力覚などの情報をユーザに伝える技術は、視聴覚の提示技術に比べるとまだ発展途上に有る。 デバイス装着の負荷などの障壁のせいで、ユーザの触覚受容器を刺激する類のいわゆる正攻法では気軽に触覚情報を伝えるのは難しい。そこで、少し別のアプローチ…
自己身体意識 自己身体の意識というのは,非常に曖昧で可塑性がある. 「何が自分の身体で,何が自分以外の身体のなのか」という自他の帰属性は, Sense of agency(自己主体感)とSense of ownership(自己所有感)という切り口で近年盛んに研究されている…
提示する感覚によるpseudo-haptics研究の分類 # 分類大項目 分類中項目 研究リンク 力覚 バネ弾性 Lécuyer 重力 PalmeriusDominjon, Taima, Issartel 硬軟 Argelaguet, Punpongsanon, Kimura, Kokubun 磁力 Gaucher その他 (力覚) Pusch, Tatezono, Kim テク…
爪上からの振動によって、指腹に振動を知覚する錯覚について学会で聞いて面白そうだったので、試してみる。 サーベイ サーベイしたら、大体このような先行研究があった Augmented Realityのための爪装着型触覚ディスプレイの研究(安藤ら,2004) A Fingernail…