D論のすき間時間にMOOCSで電子回路の授業を受けたメモ。
学部で機械工学科にいた時に一応授業があったような気がするがほぼ忘れている。
単元はこんな感じ。
1: 電子回路を学ぶ上での基礎知識
- 重ねの理
- 電圧源や電流源が複数存在する回路網内部の電圧・電流分布は、これらの電圧源・電流源が単独で存在する場合の分布を重ね合わせたものに等しい。ただし、電圧源は短絡除去し、電流源は解放除去する。
2: 演算増幅器と増幅回路の特性
- 反転増幅回路と非反転増幅回路の違いは入力インピーダンス
- スルーレート
- 出力電圧の変化の速さの最大値
- ボルテージフォロワ
- 非反転増幅回路の特別な形(電圧利得1倍)
- 入力インピーダンスが高く、出力インピーダンスが低い
- バッファとして使われる
- http://www.nahitech.com/nahitafu/mame/mame3/voltage.html
- コンパレータ
- 負帰還をかけずに演算増幅器を使用。入力の基準電圧に対する工程により出力が+か-に振り切れる
- 加算回路
- オペアンプの入力電圧が短絡することを活用
- ミキサーで複数の音を混ぜるときに使われる
3: トランジスタの種類と特性
- トランジスタのベースには電流が流れる。
- MOSFETのゲートには電流は流れない。すなわちインピーダンスが非常に高い。またソース電流=ドレイン電流となる
- エンハンス型MOS FETと違い、ディプレション型MOS FETではゲート・ソース間電圧が0でもドレイン電流が流れる。
- 接合型FETは、ゲート・ソース間電圧が負でないと使えない
4: MOS・FETによる増幅回路
- 交流的には直流電源はショートしていると考える。
- ドレイン接地増幅回路
- 出力インピーダンスが低い。入力と出力が同相で電圧利得がほぼ1⇒電圧バッファとして利用される
- ゲート接地増幅回路
5: バイポーラトランジスタによる増幅回路
- コレクタ接地増幅回路はエミッタフォロワとも呼ばれる。出力インピーダンスを低くできるが、電圧増幅作用はない。
- ベース接地増幅回路はあまり使用されない。入力インピーダンスがとても小さい。出力インピーダンスはとても大きくなる。望ましくない。カスコード接続では重要。
6: 増幅回路の縦続接続、帯域幅、差動増幅回路
- 縦続接続