市販の触覚提示用振動モータの周波数特性の評価

よく使われる以下の6つの触覚提示用振動モータの周波数特性を測定してみた。
従来ネット上には各振動子の特定の条件に対する断片的な情報しかなく、
振動子間の特性を比較するのが困難だった。
そこで共通の測定環境を作り、特性を計測してみた。

  • Force Reactor
  • Haptuator Mark2
  • Haptuator MM3C
  • TacHammer
  • LD14-002
  • VP2

測定環境

  • 振動子は糸で吊られた状態で静止させる。
  • 振動子には加速度センサ(MPU-6050)を貼付する。
  • 振動子への入力はM系列信号とする。
  • 振動子の主軸方向の加速度の実効値(RMS)が、
    0.2G~3.0Gまで0.1刻みごとになるようM系列信号を増幅し入力する
  • アンプ(LP-2024A)や加速度センサの重みや糸の張力などの
    もろもろを含むシステムとしての特性を評価する。

なお各振動子ともに個体差・経年劣化があるのであくまで参考値ということでお願いします。
(例えば手元の2つのForce Reactorは共振周波数がかなり違ったりします)

結果

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