【はじめてのパターン認識】第5章 k最近傍法
はじめてのパターン認識を読んでいる。
その個人的メモ。
- 作者: 平井有三
- 出版社/メーカー: 森北出版
- 発売日: 2012/07/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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漸近仮定とkNN誤り率の期待値
2クラス問題を考える。
条件付きベイズ誤り率は、事後確率の小さい方
$$
\epsilon (x) = \min{ [ P(C_1|x), P(C_2|x) ]}
$$
である。
ベイズ誤り率は、その期待値が
$$
\epsilon \ast = \int \epsilon (x) p (x) dx
$$
で表される。
入力の最近傍鋳型をとする。
N個の鋳型の集合をとする。
このとき以下の漸近仮定が成り立てば、
$$
\lim_{N \to \inf} T_{N} \Rightarrow d(x, x_{1NN}) \to 0
$$
kNN誤り率とベイズ誤り率の間には、次の関係が成り立つ。
$$
\frac{1}{2} \epsilon \ast \geq \epsilon_{2NN} \geq \epsilon_{4NN} \geq \cdots \geq \epsilon \ast \geq \cdots \geq \epsilon_{3NN} \geq \epsilon_{1NN} \geq \epsilon_{1NN} \geq 2 \epsilon \ast
$$
教科書にはこの証明が載っていてかなり面白い。