import sys sys.stdout = open('out.txt', 'w') # Windows環境かつマルチバイト文字列を含む場合 # import codecs # sys.stdout = codecs.open('out.txt', 'ab', 'cp932', 'ignore') print('test') sys.stdout = sys.__stdout__ # 元に戻す
IEEE Transactions on Hapticsにて対外振動定位の論文が公開されました
- 傘に落ちた雨粒の位置が触覚だけでそこそこわかる気がすることに着想を得て、身体の外にある振動源を手のひらの触覚でどの程度位置推定できるか調べました。
- 結果としては振動源の方向はある程度わかる一方で、振動源の距離(どれだけ身体から離れているか)は全然分からないという結果でした。
- 従来の振動提示デバイスは身体表面に振動子アレイを装着するものしかなかったのですが、このような振動提示装置は発熱してしまうことや振動子アレイの装着感が悪いといった問題がありました。
- 本論文の実験装置のように身体から離れた位置に振動源を配置することで、上記の発熱や装着感の問題を解消しつつ方向提示が実現できることがわかりました。
- 本論文はNTTと電通大広田研の共同研究の成果です。
詳細は論文本文をご覧ください。 (オープンアクセスです)
IEEE Accessにて物体内部を触るときの触感の違いを提示する試みについての論文が公開されました
- 現実世界ではソリッドな物体の内部は直接触ることができませんが、バーチャル環境では指であたかも物体内部を触る動作が可能です。
- これまで我々が開発してきた高密度な装着型ピンアレイディスプレイを用いて、物体内部を触る際に「つぶつぶ感」「ちりちり感」「ざらざら感」の3つの異なる触感を提示できることを発見しました。
- この3つの異なる触感を提示するための刺激パタンの要件と触覚ディスプレイの要件を明らかにしました。
詳細は論文本文を御覧ください。 (オープンアクセスです)
実験の様子
IEEE Transactions on HapticsにてPseudo-hapticsのサーベイ論文が公開されました
- 身体部位や身体部位の投影物(マウスカーソルなど)の位置や速度などの「見え」を変えて触感を感じさせるpseudo-hapticsがこの20年盛んに検討が進められてきました
- コロナの環境下において、触覚ディスプレイなしで触感を伝達できる可能性のあるpseuod-haptics技術はますます重要となると考えられます
- しかしながら近年のpseudo-haptics研究を体系化したサーベイ論文は存在していなかったため、東大の伴先生とともにサーベイ論文を執筆しました
- 本論文を参照することにより、今後pseudo-hapticsの研究を行う研究者だけでなく、アプリケーションに活用したい開発者にとっても、効率的にpseudo-hapticsの最新動向をキャッチアップできるようになると考えています
詳細は論文本文をご覧ください。 (オープンアクセスです)
転職して半年経った
転職して半年たった。感覚的には60秒くらい。 こんな調子で超高速で数年過ぎていきそう。