【応用情報】OS解けなかった問題メモ

平成26年秋期 問16

三つの資源X~Zを占有して処理を行う四つのプロセスA~Dがある。各プロセスは処理の進行に伴い,表中の数値の順に資源を占有し,実行終了時に三つの資源を一括して解放する。プロセスAとデッドロックを起こす可能性のあるプロセスはどれか。

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  • B,C,D
  • C,D
  • Cだけ
  • Dだけ

平成26年春期 問18

仮想記憶方式において,論理アドレスから物理アドレスへの変換を行うのはいつか。

  • 主記憶に存在するページをアクセスするとき
  • ページフォールトが発生したとき
  • ページを主記憶にページインするとき
  • ページを補助記憶にページアウトするとき

平成23年特別 問21

仮想記憶方式のコンピュータにおいて,実記憶に割り当てられるページ数は3とし,追い出すページを選ぶアルゴリズムは,FIFOとLRUの二つ考える。あるタスクのページアクセス順序が
   1, 3, 2, 1, 4, 5, 2, 3, 4, 5
のとき,ページを置き換える回数の組合せとして適切なものはどれか。

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平成21年春期 問19

主記憶への1回のアクセスが200ナノ秒で,ページフォールトが発生すると1回当たり100ミリ秒のオーバヘッドを伴うコンピュータがある。ページフォールトが主記憶アクセスの50万回に1回発生する場合,ページフォールトは1秒あたり最大何回発生するか。ここで,ページフォールトのオーバヘッド以外の要因は考慮しないものとする。

  • 3
  • 4
  • 5
  • 6

平成20年秋期 問24

スケジューリング方式をプリエンプティブな処理とノンプリエンプティブな処理に区分するとき,適切に分類されている組合せはどれか。

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平成20年春期 問26

ファイル領域割当て方式のうち,連続したブロックにすき間なく格納する方式と比較したときの,ブロックをリンクで連結する方式の特徴として,適切なものはどれか。

  • ファイル作成時に必要なブロック数を割り当てるので,領域の拡張が難しい。
  • ファイルに対する直接アクセスの効率が良い。
  • ファイルの作成と削除を繰り返しても,ファイルに割り当てられない無駄な領域が発生しない。
  • ファイルは開始ブロック位置とブロック数で管理されるので,領域管理が容易である。

平成18年秋期 問23

TSSのタイムクウォンタムを短くした場合,OSとアプリケーションのCPUの使用割合とアプリケーション処理の即時性はどうなるか。
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平成18年春期 問49

多重プログラミングを行っているシステムで,システム全体のスループット低下を招くようなプログラムの組合せはどれか。

  • 演算処理が中心となるプログラム同士
  • 共有データを格納したメモリ領域を参照するプログラム同士
  • 異なる磁気ディスクにアクセスするプログラム同士
  • 利用者の入力操作と入力されたデータの演算処理とが混在しているプログラム同士

平成17年春期 問24

セマフォに関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • V操作は,待ち状態のプロセスがあれば,そのプロセスを一つ実行可能状態へ移す。
  • あるセマフォに対してP操作を行うためには,それに先立ってV操作が実行されていなければならない。
  • 同一のセマフォに対して,V操作を連続して実行することはできない。
  • 一つのプログラム内では,同時に使用できるセマフォの数は一つだけである。

平成17年春期 問25

OSのプロセス制御におけるプリエンプティブ方式に関する記述として,適切なものはどれか。

  • 各プロセスがシステム資源を自主管理できるので,マルチプログラミングに向いている。
  • ノンプリエンプティブ方式に比べて,コンテキスト切替えのためのオーバヘッドが小さい。
  • ノンプリエンプティブ方式に比べて,特定のプロセスがプロセッサを独占することが多い。
  • プリエンプティブ方式を実現するには,OSがプロセスを強制的に切り替えて実行する機構が必要になる。