CHIにおける自動車UI研究のサーベイ

SIGCHIにおいて2016~2020の5年間で自動車UIに関して、 どのような研究が発表されたか調べた。 2016年はなんとなし(本当か?) yusuke-ujitoko.hatenablog.com yusuke-ujitoko.hatenablog.com yusuke-ujitoko.hatenablog.com yusuke-ujitoko.hatenablog.com …

CHI2020における自動車UI研究

SIGCHI2019において自動車UIに関して 発表された研究のアブスト(DeepLによる翻訳)をまとめた。 2019年は1つだった自動車関係のセッションが2つに増加。 Interaction around the vehicle Non-Verbal Auditory Input for Controlling Binary, Discrete, and Co…

CHI2019における自動車UI研究

SIGCHI2019において自動車UIに関して 発表された研究のアブスト(DeepLによる翻訳)をまとめた。 2019年に引き続き自動車関係のセッションが存在。 Cars An Exploration of Speech-Based Productivity Support in the Car https://dl.acm.org/doi/10.1145/3290…

CHI2018における自動車UI研究

SIGCHI2018において自動車UIに関して 発表された研究のアブスト(DeepLによる翻訳)をまとめた。 2017年に比べて自動車関係の研究が増加。 Interactivity in Autonomous Vehicles Feel the Movement: Real Motion Influences Responses to Take-over Requests …

CHI2017における自動車UI研究

SIGCHI2017において自動車UIに関して 発表された研究のアブスト(DeepLによる翻訳)をまとめた。 2016年にはなかった自動車セッションが登場している。 Cars and Automation Priming Drivers before Handover in Semi-Autonomous Cars https://dl.acm.org/doi/…

matlabスクリプトで正弦波・矩形波の音源ファイルを生成する

Fs = 44.1e3; duration = 1; savepath = "sample.wav"; % 正弦波 function [data] = gen_sinusoid_data(freq, duration, Fs) t = 0:1/Fs:duration-1/Fs; data = sin(2*pi*freq*t); end % 矩形波 function [data] = gen_square_data(freq, duration, Fs) t = …

IEEE Haptics Symposium 2020のToH Interactive Sessionにて装着型ピンアレイの開発指針について発表しました

装着型ピンアレイディスプレイではピン密度の小ささが問題視され高密度化が進められている 一方、装着型のためバーチャル物体に侵入してしまうという問題もある この2つの問題を実環境で模擬可能なテストベッドを提案 ピンの高密度化による性能向上の見込み…

IEEE Haptics Symposium 2020にて設計振動の再利用時に再現性を向上する振動子透過性を発表し受賞しました

特定の振動子で過去に設計した振動を、異種振動子で再利用すると再現性が低い 周波数特性の違いを吸収する仕組みとして振動子透過性のコンセプトを提案 IEEE Haptics Symposium 2020のTechnical paperにて発表. second honorable mentionを受賞(トップ1.07…

どういう人だと振った仕事が効率的に進むか

これまで何人かの方に自分の仕事を依頼して一緒に進めてきた. 前提として皆、私より該当分野に対して知識が少ないという共通点があるが、 その中でも仕事を進めやすい人と進めにくい人がいる。 何が違うのかを整理しておいて初期に伝えておくと、 進めやす…

「それは本質じゃないですよね?」への対処

議論をしていると、 「XXは本質的でないですよね」とか「YYが本質だと思ってる」、 といった言葉を相手に言われることがある。 この言葉を言われるときには、理由とセットで発言されないことが多く、議論がストップする。 なおかつ、若干上から言われること…

市販の触覚提示用振動モータの周波数特性の評価

よく使われる以下の6つの触覚提示用振動モータの周波数特性を測定してみた。 従来ネット上には各振動子の特定の条件に対する断片的な情報しかなく、 振動子間の特性を比較するのが困難だった。 そこで共通の測定環境を作り、特性を計測してみた。 Force Reac…

電子回路の授業を受ける

D論のすき間時間にMOOCSで電子回路の授業を受けたメモ。 学部で機械工学科にいた時に一応授業があったような気がするがほぼ忘れている。 単元はこんな感じ。 1: 電子回路を学ぶ上での基礎知識 重ねの理 電圧源や電流源が複数存在する回路網内部の電圧・電流…

秋月のTA7368アンプキットを組み立てる

秋月のTA7368アンプキットを組み立てる。 こういうキットで組み立てるのは初めてなので色々勉強になりそう。 説明書を読む 注意点 半固定抵抗・電解コンデンサは極性があるので向き注意 背の低い部品からはんだ付けする 組み立てる 3分クッキング 手持ちのス…

定本 トランジスタ回路の設計 第2章 増幅回路を動かす

仕事のすきま時間で進めているD論執筆の、 さらにすき間時間に息抜きとして「定本 トランジスタ回路」を読んでいる。 2章のメモ トランジスタのベースにバイアスをかける電圧をバイアス電圧という。 入力のところにあるコンデンサはベースバイアスをカットし…

定本 トランジスタ回路の設計 第1章 トランジスタ回路への誘い

仕事のすきま時間で進めているD論執筆の、 それまたすき間時間に息抜きとして定本 トランジスタ回路を読んでいる。 1章のメモ トランジスタ回路の回路定数はベース・エミッタ間の電圧降下の約0.6Vとオームの法則だけで求められる バイポーラトランジスタは入…

トランジスタ回路の設計法

仕事のすき間時間に進めているD論執筆のすき間時間に 電子工作の素のトランジスタの章を読んだメモ トランジスタの機能 ベース電流のどこを中心にして変化するように工夫すれば、ちょうどよい出力が得られる増幅になるかということが設計課題 ベース電圧をほ…

TacHammerで遊ぶ

ざっとユーザガイドを読む TIのDRV2605で制御される前提でユーザガイドは記述されている TacHammerの片方の端には磁石、もう一方の端には素材が入っている 鉄心の移動方向により2つの異なる触感が発生 (電流方向によって鉄心の移動方向を変えられるのでそれ…

電子工作パーフェクトガイドを読む

電子工作パーフェクトガイドを読む メモ 非安定マルチバイブレータはwikiやここを読む 弛張発振回路の説明はここを読む

CentOS7にAnacondaをインストール

anacondaのインストールの方法として, pyenv経由のやり方しかネットで見つけられなかったので, そうでない方法をメモ. 公式(https://www.anaconda.com/)からシェルスクリプトをダウンロードし実行 ~/.bashrcとかにexport PATH=$HOME/anaconda3/bin:$PATH…

FSR400を使う

ネット上でFSR400系の使い方を調べると怪しい情報が出てくるのでご注意。 このへんを見ましょう。 データシートを見ると、50g以上ではほぼほぼリニア。

texで同一著者の参考文献が連続すると"―"(ダッシュ)で省略されてしまう問題の対処法

IEEEtran.clsのデフォルトの仕様では, 同一著者名が参考文献欄で続くと "―"で著者名が省略されてしまう. 基本的には仕様なので問題ないはずだが, 査読等で指摘された際にどのように対処すればよいかをメモ. 対処法 .bibファイルの先頭に以下を記述 @IEEE…

texでの引用符の書き方

texで引用符を書くときは,2のキーのところにある""ではなく, 以下のように開始点では@マークのキーのところにある``と, 終了店では7のキーのところにある''を用いて記述する必要がある ``引用したいテキスト''

MATLABでバタワースハイパスフィルタをつくる

4 次のバタワースハイパスフィルターをつくってみる。 1000 Hz でサンプリングされたデータに対し、カットオフ周波数 30Hzを指定。 その振幅応答と位相応答を表示。 [z, p, k] = butter(4, 30/1000,"high"); sos = zp2sos(z,p,k); fvttool(sos,"Analysis", "…

MATLABでフォルダが存在してなければ新規作成するコマンド

if not(exist(folder_name,'dir')) mkdir(folder_name) end よくググるのでメモ。

DRV2605Lのサンプルコードを動作させる

触覚/振動ドライバのDRV2605Lを使ってみる。 現状、日本語の情報が公式ドキュメント以外なく、まだあまり使われていないのかもしれない。 DRV2605Lのブレークアウト基板がAdafruitとSparkFunから出ているが、 私はAdafruitのものを用いている。 (左手前がDRV…

Anaconda環境にMATLABエンジンをインストールする

先人たちのブログを見てもなかなかうまくいかなかったのでメモ。 Mathworksはpython用のmatlab APIを提供している。 これを使えば、pythonからmatlabの機能を呼び出せるようになる。 環境 Windows10 MATLAB R2018b Anaconda3 手順 まずいきなり使用可能なpyt…

Sweep信号をpythonで扱う

ちょっと前にM系列信号を扱った. M系列信号と同じくシステム同定に用いられるSweep信号を, pythonで生成できるライブラリがあるので試しに生成してみる. scipy.signal.chirpでは4種類の形状(linear, quadrantic, logarithmic, hyperbolic)を指定できる.

SimulinkからArduinoの出力ピンを制御する

MATLAB/Simulink 2013aあたりからArduinoの入出力ピンを制御することができるらしい。 相変わらずの異常な拡張性を実現するMathworksすごい。 使い方としては、 Arduino UNOをWindowsへ接続 MATLABでアドオンインストール アドオンエクスプローラから Simuli…

M系列信号を生成してみる

M系列信号(Maximum-length linear shift register sequence)は2値の周期的な信号であり, 1周期内では乱数として非常によい性質を持っているものらしい. 例えば, 0と1の発生確率がほぼ同じ 自己相関のピークが1周期に1度だけある nビットのM系列の1周期中…

IEEE World Haptics Conference 2019にて素材の静止摩擦係数の知覚を視触覚間相互作用により変化させる手法を発表しました

まとめ 静止摩擦感を提示するためには,従来は専用ハードウェアを追加しなければならなかった 本研究は視触覚間相互作用により,素材表面の静止摩擦を生起・変化させることを提案. 心理物理実験により生起確率とその強度を検証. IEEE World Haptics Confer…